MVR,MVR-Ex FAQ

機械のご使用、保守に関するFAQです。

アラーム

123,abc

5面加工ソフトのプログラム再開について

5面加工ソフトを使用して加工中にリセットを押すと3次元座標変換の座標系が元に戻ってしまうので，
加工したいブロックから再開すると座標変換されずに動作する為に機械が衝突する恐れがあります．
再開は一度5面加工の定義G180のブロックを読み込み，加工したいブロックから再開してください．

AAC途中停止の復旧方法

アタッチメント交換の途中で停止した場合、停止した時のアタッチメント装着状態で復旧方法が異なるので，
以下リンクから選択して復旧してください

●停止した時，アタッチメントがラム主軸に付いている場合の復旧方法

●停止した時，アタッチメントがラム主軸から外れている場合の復旧方法

●停止した時，アタッチメントがラム主軸から外れかけてている場合の復旧方法

上記処置をしても直らない場合や他のアタッチメントの復旧はカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

ATCスタンバイ位置でない

E7106.7アラームは、ATC起動位置確認Mコード(M603,M604,M605）を指令したとき、ATCが起動位置にないときに出ます。
起動位置画面でATC起動位置を確認して、各個操作で各項目を起動位置にしてください。

ATCチェンジャーの動作不良について

ATCチェンジャーの動きがおかしい原因はグリス切れ，又は気温の変化によって油圧シリンダーの
クッションの効きが変化していることが考えられます．

●グリスアップの方法
　ATCチェンジャーはグリスで潤滑されていて，グリス切れを起こすと動作がぎこちなくなったり，振動します．
　グリスアップをしてください．

　日常点検の方法はリンク先の資料をご覧ください．日常点検の方法

●クッションの調整方法
　油圧シリンダーのクッション調整方法はリンク先の資料を見てください． 油圧シリンダーのクッション調整方法

ATC途中停止の復旧方法

工具交換の途中で停止した場合、停止状態で復旧方法が異なるので，以下リンクから選択して復旧してください．

●装置の干渉無し：ATCサイクル中に停止した時の復旧方法

●装置の干渉有り：工具をマガジンから取る際に待機工具とマガジン工具が干渉している場合の復旧方法

●装置の干渉有り：工具をマガジンに返却する際に返却工具とマガジン工具が干渉している場合の復旧方法

●装置の干渉有り：大径工具の隣ポットを間違って指令してATCアームが大径工具に干渉した場合の復旧方法

上記処置をしても直らない場合や他のアタッチメントの復旧はカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

ATTオイルミスト霧化異常の処置方法

ATTオイルミスト霧化異常は、気温が低くなるとATTオイルミスト油の粘度高くなり，
霧化しなかった油がタンクに戻ってきてアラームが発生します．
戻ってきた油を除去してアラームをリセットしてください．

詳しい方法はYouTubeに動画が公開されているのでご覧ください．
ATTオイルミスト霧化異常の処置方法

ATT途中停止の復旧方法

アタッチメント交換の途中で停止してしまった場合、停止した時のアタッチメント装着状態で復旧方法が異なるので，
以下リンクから選択して復旧してください．

●停止した時，アタッチメントが ラム主軸に付いている場合の復旧方法

●停止した時，アタッチメントが ラム主軸から外れている場合の復旧方法

●停止した時，アタッチメントが ラム主軸から外れかけてている場合の復旧方法

上記処置をしても直らない場合や他のアタッチメントの復旧はカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

FANUCアラームについて

FANUCアラーム一覧をご覧ください

電源ON時のZ軸OTアラームについて

電源を入れた際にＺ軸のOTアラームが出るのは
Ｚ軸熱変位補正の基準温度設定値が季節が変わった事により乖離が生じ，
電源を入れた際に補正がかかってOTアラームになっていると思われます.
一度，基準温度設定：M179をMDIモードで実行してみてください.
季節の変わり目等ではM179を指令する事をおすすめします．
上記処置をしても直らない場合はカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

あ行

潤滑油や冷却油等の油漏れについて

潤滑油や冷却油等の油漏れが起きた場合はカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

インバーター放熱器冷却ファン停止のアラーム

インバーター放熱器冷却ファン停止のアラームは
サーボアンプの背面にあるファンの目詰まりによって発生するアラームです．
制御盤の裏側にあるパンチング板金カバーを取り外すと，サーボアンプの背面にアクセスできます。
アラームが出ているサーボアンプのファンを清掃すればアラームが解消されます。
上記処置でも直らない場合はカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

エア元圧低下の処置方法

エア元圧低下のアラームはエアの圧力が規定圧力以下になった時に出るアラームです．
以下をチェックしてください．

●エア圧力の確認
エアを噴出しない状態でのエア圧力を確認して，0.5MPa程度あるかどうかをチェックします．
低下している場合は圧力調整ノブを回して圧力を調整します．

●エアフィルターの清掃
エアフィルターが詰まっている場合にエア圧力が低下します．フィルターを一度清掃します．
詳しい交換方法はYouTubeに動画が公開されているのでご覧ください．エアフィルターの清掃方法

●工場エアの流量
工場から機械に供給されているエア流量が減っていないか確認してください．

上記処置でも直らない場合はカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

か行

液晶画面の不良について

NC装置の液晶が点灯しなかったり，表示が見え難い場合は、液晶画面の交換が必要です。
カスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

工具アンクランプ用バネ交換時期について

工具アンクランプ用バネのメンテナンス時期のメッセージは、
主軸工具アンクランプ回数が規定の回数を超えた際に表示されます.
これから先も長く機械を使って頂くためにメンテナンスが必要です.
カスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

ポットからの工具落下について

いつも同じポットだけ工具が落下してしまう場合は、一度ポット内のプランジャー(玉)が
引っ込んだままになっているか確認をお願いします．
もし，引っ込んだままになっていれば，ポット後面のピンを数回押してプランジャーが出てくるようなら，
スムーズに動作する様，プランジャーとピンに潤滑剤を塗布してみてください．

上記処置でも直らない場合はカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

工具がみつかりません

Tコードで工具を呼び出したのに「工具が見つかりません」とアラームが出る場合は、
工具登録画面を確認して呼び出した対象ポットのNO.に”0（ゼロ)”が入力されていないか確認してください．

コンベアモーター過負荷アラームの処置方法

コンベアモータ過負荷アラームは平行コンベアに大量の切粉を投入した時に搬送モーターが過負荷になって出るアラームです．
まずは，コンベアを逆転させて溜まっている切粉を除去してください。
制御盤の中にあるサーマルスイッチOL-4とOL-5またはFR-H701，H704を押してリセットすれば復帰できます．

サーマルのリセットが出来たら，まずは寸動で動かして，切粉をほぐしながら復帰してください．

さ行

オイルクーラー作動油の白濁について

オイルクーラーの油が白濁しているときは、オイルクーラーの油に切削水等が混ざった可能性があります．
混ざった箇所を点検修理する必要がある為，カスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

主軸オイルクーラ異常

オイルクーラのアラームと対策についてはこちらをご覧ください。

MVR(MDI製)はこちら
MVR-Ex(DAIKIN製)はこちら

主軸オーバーホールアラームの対処方法

主軸オーバーホールアラームはメンテナンス時期をお知らせするもので，特に不具合によるアラーム発生ではありません．
回転カウントが進めばリセットで消えますが，今後長く機械を使用していく為に一度計画工事でメンテナンスや調査の検討をお願いします．
メンテナンスサポート契約にすれば、お得です.
計画工事についてはカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

主軸オーバーライドスイッチ異常

主軸オーバーライドスイッチ異常のアラームは主軸オーバーライドのスイッチが中途の状態（100％と110％の間）で
10秒以上経過した時に発生するアラームです．
主軸オーバーライドスイッチの位置を確認してみてください．
もし，スイッチに異常があったり，交換が必要な場合はカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

主軸回転時間超過アラームの対処方法

主軸回転時間超過アラームはメンテナンス時期をお知らせするもので，
特に不具合によるアラーム発生ではありません．
回転カウントが進めばリセットで消えますが，30000時間を越えた場合は長く機械を使用していく為に
一度計画工事でメンテナンスや調査の検討をお願いします．
計画工事についてはカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

主軸回転喪失

主軸が過負荷等で拘束されたようです。 加工の状況を確認してください。

主軸の異音や焼き付き

主軸の異音や焼き付き等についてはカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

た行

テレスコカバーからのきしみ音について

軸を動作させた際に，テレスコカバーからきしむ音がする場合は
一度，カバーの摺動部と内部のローラーとパンタグラフの可動部にグリスアップをお願いします．
内部のローラーやパンタグラフにグリスアップする際はカバーを開ける必要があります．

テレスコカバーの保守方法とカバーの開け方はこちらをご覧ください．
テレスコカバーの保守について

上記処置をしても直らない場合はカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

機械本体の電源が入らない

機械本体の電源が入らない場合は、機械の主制御盤へ電源が供給されているかの点検と
主制御盤の電源がONされているか確認をお願いします．
上記確認をしても異常が無い場合はカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

電流異常

電流異常が起きた場合はカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

は行、ま行、ら行

ポットの呼び出しを無効にする

大径工具の両隣のポットを間違って呼び出してしまい，ATCアームが干渉するのを防ぐために, ポットの呼び出しを無効にできます。
工具登録画面の対象ポットのNO.に”0（ゼロ)”を入力すれば，万が一そのポットが呼び出されても
動作する前に工具が見つかりませんとアラームになります．

マガジンの原点の設定方法

原点バックアップ用のバッテリー消失時等に原点が消えるので再設定が必要です．
マガジン原点設定の詳しい方法はリンク先の資料をご覧ください．
マガジンの原点設定方法

メモリーカードエラーのアラーム

NC装置によってコンパクトフラッシュの容量が大きすぎるとメモリーカードエラーのアラームが出ます．
2GB以下のコンパクトフラッシュを使用してください．

ロータリージョイント交換時期について

ロータリージョイント交換時期のメッセージが表示された場合は、
主軸に内蔵されているロータリージョイントの交換が必要です．
これから先も長く機械を使って頂くためにメンテナンスをお願いします．
カスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

電源

▼バッテリー交換について

バッテリー交換について

NCのプログラムメモリーや軸の原点位置を記憶しているバッテリーは1年に1度，
全ての乾電池を交換する事をおススメします．
バッテリーの交換は機械の電源を切らずに交換してください．
詳しい交換方法はYouTubeに動画が公開されているのでご覧ください．
バッテリーの交換方法




▼長期連休前のバッテリー交換

長期連休前にバッテリー交換がオススメです

MVRには電源OFF時のデータバックアップ用にバッテリー（乾電池）を搭載しています．
バッテリー残量が少ない状態で長期間機械の電源を切ったままにしておくと，
サーボ原点等のデータが消失して機械が使えなくなるおそれがあります．
GW等の連休で長期間機械をお使いにならない場合は，バッテリーの事前交換をお勧めします．

また，電源ON時に自動で充電される「リチャージャブルバッテリーユニット」も用意しています．
お客様の機械に後付けが可能です．
リチャージャブルバッテリーユニットなら10年以上，交換作業が不要になります(※耐用年数は目安です)

詳しくはこちらをご覧ください．
リチャージャブルバッテリーユニットについて




▼リチャージャブルバッテリーユニット

リチャージャブルバッテリーユニット

通常の乾電池バッテリーはバッテリーが無くなると原点等の重要なデータが消失してしまいます．
「リチャージャブルバッテリーユニット」は電源ON時に自動で充電されるので10年以上，
バッテリーの交換作業が不要になります(※耐用年数は目安です)
お客様の機械に後付けが可能です．お問い合わせお待ちしております．

詳しくはこちらをご覧ください．
リチャージャブルバッテリーユニットについて

受付

カタログダウンロード

こちらのフォームに必要事項を記入して、送信してください。
ご記入いただいたメールアドレス宛に、折り返しご連絡いたします.

▼カスタマーサポートセンターについて

カスタマーサポートセンターについて

弊社のカスタマーサポートセンターでは，電話でのお問い合わせに24時間365日対応してます．
詳しくはホームページをご覧ください．

詳細はこちら




▼営業拠点について

国内の営業拠点について

お近くの営業拠点に連絡して頂ければ対応させて頂きます．

営業拠点一覧

使用

123,abc

Gコード一覧表

Gコード一覧表をご覧ください。

IOチャンネルの設定について

プログラム入出力の際に設定するIOチャンネルは入出力機器によってIOチャンネルが異なるので
それぞれの設定について下記をご覧ください．

●RS-232C
IOチャンネルは1．
ボーレートやストップビットの設定はNCと機器で揃える必要があるので，
NCの取り扱い説明書を見てパラメーターを確認してください．

●コンパクトフラッシュ
IOチャンネルは4．

●USB
IOチャンネルは17．
MVRExシリーズは三菱画面でUSBを挿すとIOチャンネルが15番に変わるので注意してください．

●データーサーバー
IOチャンネルは5．

Mコード一覧表

Mコード一覧表をご覧ください。

あ行

インターロックとは

インターロックとは，機械操作を行う時，安全の為に関連する部分の状態を確認して，
その操作の実行を許可したり，禁止したりする機能です．
例えば，車で言えばブレーキを踏んでいないとエンジンがスタートしない機能がインターロックです．

インターロックの解除方法

機械の部位によってインターロック解除は可能ですが、危険な部位もりますので
カスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

運転準備が入らない場合の処置方法

運転準備を入れるには全ての非常停止スイッチが解除されている事が条件になっています．
非常停止スイッチは操作盤，ATC操作盤，手動パルス発生装置の3つにあるので，
解除されているかどうか確認してください．

それでも直らない場合はカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

送り軸の原点設定方法

原点バックアップ用のバッテリー消失時等に原点が消えるので再設定が必要です．
送り軸の原点設定の詳しい方法はリンク先の資料を見てください．
送り軸の原点設定方法

か行

MVR-Exの各送り速度をこちらのページにまとめています。ご覧ください。

MVR-Exの各送り速度

加工の相談について

加工方法やプログラム・工具については、web、もしくはお電話で承ります。 お問い合わせ窓口はこちら

簡易自動芯出し方法は、こちらをご覧ください。
簡易自動芯出し方法
オプション仕様なので、ついているかは機械仕様書を確認してください。

機械状態表示について

機械状態表示は機械状態ボタンを押せばメッセージ画面が表示されます．
工具情報，主軸巻線情報，ATT角度，熱変位補正状態等が表示されます．
何度か機械状態ボタンを押せば表示は消えます．

Z軸とW軸を同時に動かす協調制御方法について

　ZW軸協調制御指令：G51.7 Q[]W[]
　ZW軸協調制御キャンセル：G50.7″

　W軸を使った切削送りはオプション仕様なので、ついているかは機械仕様書を確認してください。

▼フラッドクーラントの流量調整

フラッドクーラントの流量調整は手動バルブで調整できます．
機械のバージョンによって手動バルブの位置が異なるので以下のどちらかを確認して
手動バルブを調整してください．

●ATTラック前のフェンス壁面
●クーラントポンプの吐出口




▼クーラント関係のMコードについて

MVRシリーズで使用する主なクーラント関係のMコードです．
軸芯クーラントはオプションなので仕様を確認してください．

●エア
外部ノズルからのエアクーラント：M52(ON)　M09(OFF)
軸芯からのエアクーラント：M77(0N)　M78(OFF)　＊ライトアングルヘッドでは不可

●切削水
外部ノズルクーラント吐出：M08(ON)　M09(OFF)
軸芯クーラント吐出：M53(ON)　M09(OFF)




▼クーラントの吐出圧力について

仕様書に記載されているクーラントの吐出圧力はポンプ出口での圧力ですので，
末端での圧力は記載の圧力以下になっています．

もし，クーラントの圧力を上げたい場合は改造が必要です．
カスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

マルチクーラントノズルについて

ライトアングルヘッドでの加工時、ノズルから出るクーラントが工具先端にうまく当たらず
ノズルの向きを手動で調整する方もいらっしゃるのではないでしょうか．
そんな時はマルチクーラントノズルが便利です．

詳細はwebサイトをご覧ください．

マルチクーラントノズル　詳細はこちら

クロスレールとは

クロスレールは門形コラム前に付いているY軸送り機構を内蔵している構造物です．
主軸が左右に動作しても真っ直ぐ動くように調整されています.

工具の制限について

MVRシリーズで使用できる工具の制限について答えますね．オプション仕様によって異なるので仕様書を確認してください．
Φ260mmを超える大径ボーリング工具については取扱説明書等を参照してください．

●許容工具長
MVR：400mm（標準）　500mm（オプション）
MVREx：500mm（標準）　600mm（オプション）

●許容工具径
Φ260mm　但し，φ110mm以上は両隣のポットは空にする必要があります．

●許容重量及び許容重心
許容重量：25Kg（標準）　30kg（オプション）
許容重心：ゲージライン　～150mm以内に重心があること．

T指令とM06指令について

工具呼び出しのT＊指令と工具交換のMコード　M06を同一ブロックで指令できません。

T＊　M06;と同一ブロックで二つを指令するとアラームになります．
T＊;　M06;の様に別ブロックで指令してください．

MVRのコラムについて

コラムはベッドから直立している門型形状の構造物です．
コラムにはW軸とV軸の送り機構が内蔵されています．
MVRのコラムは切削加工時に工作物から受ける反力によって
主軸の位置が変化したりしないような剛性が確保されています．

さ行

サーモスタビライザについて

サーモスタビライザは精密加工機μＶシリーズで実績のある弊社独自の熱変形抑制技術で，その技術をMVRExに採用しました．
温度制御媒体をコラムの内部に封入し，熱の影響に対して変形しにくい効果が得られます．

その効果は加工技術ニュースに詳細が掲載されていますので，ご覧ください．

詳細はこちら

▼MVR25，MVR25Exの最大積載重量

MVR25，MVR25Exの最大積載重量はテーブルの作業面長さによって違います．APC仕様の場合も異なるのでご注意ください．
作業面長さ毎の最大積載重量は下記の通りです．

作業面長さ　積載重量（標準）　積載重量（APC仕様）
3,000mm　12,000kg　　　　　9,000kg
4,000mm　15,000kg　　　　　10,000kg
5,000mm　18,000kg　　　　　11,000kg
6,000mm　20,000kg
8,000mm　20,000kgbr> です．br>br>br>

▼MVR30，MVR30Exの最大積載重量

MVR30，MVR30Exの最大積載重量はテーブルの作業面長さによって違います．APC仕様の場合も異なるのでご注意ください．
作業面長さ毎の最大積載重量は下記の通りです．

作業面長さ　 積載重量（標準）　積載重量（APC仕様）
3,000mm　　20,000kg　　　　15,000kg
4,000mm　　25,000kg　　　　17,000kg
5,000mm　　30,000kg　　　　20,000kg
6,000mm　　30,000kg
8,000mm　　30,000kg
10,000mm　 30,000kg
です．




▼MVR35，MVR35Exの最大積載重量

MVR35，MVR35Exの最大積載重量はテーブルの作業面長さによって違います．APC仕様の場合も異なるのでご注意ください．
作業面長さ毎の最大積載重量は下記の通りです．

作業面長さ 積載重量（標準）　積載重量（APC仕様）
3,000mm　20,000kg　　　　　17,000kg
4,000mm　25,000kg　　　　　20,000kg
5,000mm　30,000kg　　　　　23,000kg
6,000mm　30,000kg
8,000mm　30,000kg
10,000mm 30,000kg
です．




▼MVR40，MVR40Exの最大積載重量

MVR40，MVR40Exの最大積載重量はテーブルの作業面長さによって違います．APC仕様の場合も異なるのでご注意ください．
作業面長さ毎の最大積載重量は下記の通りです．

作業面長さ　積載重量（標準） 積載重量（APC仕様）
4,000mm　25,000kg　　　　17,000kg
5,000mm　30,000kg　　　　20,000kg
6,000mm　30,000kg　　　　23,000kg
8,000mm　30,000kg
10,000mm 30,000kg
です．




▼MVR45，MVR45Exの最大積載重量

MVR45，MVR45Exの最大積載重量はテーブルの作業面長さによって違います．APC仕様の場合も異なるのでご注意ください．
作業面長さ毎の最大積載重量は下記の通りです．

作業面長さ　 積載重量（標準）
6,000mm　　35,000kg
8,000mm　　30,000kg
10,000mm　 25,000kg
です．

主軸クーラーの作動油が減少する

主軸クーラーの作動油が減ってポンプから異音がしている場合。
主軸クーラーの作動油は通常，閉ループ回路なので漏れがない限りは大きく減ることはありません．
回路中のどこかで漏れている可能性が高いです．
作動油に色を付けて漏れている箇所を特定する必要があるので，お手数ですが
カスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

M19でのシェーピング加工について

主軸オリエント状態でのシェーピング加工は加工負荷によりますが，一般的にはオリエント保持力では
シェーピングの切削反力に耐えられないので，おすすめできません．
これはライトアングルヘッドでも同様なので，主軸オリエント状態でシェーピング加工はしないでください．

▼アタッチメントを用いての自動計測

ライトアングルヘッドやユニバーサルヘッドにオプション仕様の自動計測用プローブを取り付けて自動測定ができます。
詳しくはこちらをご覧ください。
アタッチメントを用いての自動計測




▼自動計測の測定結果がおかしい

自動計測で測定した結果と手動で計測した時の測定結果が合わない場合は
一度，自動計測装置のキャリブレーションをしてみてください．
詳しい方法はこちらをご覧ください．
自動計測のキャリブレーション方法




▼自動計測用タッチプローブのON-OFFについて

自動計測用のタッチプローブの電源ON-OFFは、Mコードで制御していません．
スピンオン・スピンオフといって，主軸の回転を検知して電源が入る仕組みです．
プローブを主軸に取付後，主軸をS650で5秒回転させると電源がONし，計測後再度主軸をS650で5秒回転させると電源がOFFします．
もし，電源が入らない場合はタッチプローブの電池が無くなっている可能性があるので，電池を交換してみてください．




▼自動計測装置のキャリブレーション

タッチプローブのスタイラスを交換したりするとキャリブレーションが必要です．
詳しい方法はこちらをご覧ください.
自動計測のキャリブレーション方法




▼自動計測装置のスタイラス交換後の設定について

タッチプローブのスタイラスを交換すると，タッチプローブのキャリブレーションが必要です．

詳しい方法はこちらをご覧ください．
自動計測のキャリブレーション方法




▼自動計測時の軸動作不良について

ライトアングルヘッドでは自動計測の動作に問題が無いのに，立主軸で自動計測すると軸動作がおかしい場合は
恐らくライトアングルヘッドの自動計測時にG180（5面加工面定義）を使用したままの状態ではないでしょうか？
G190（5面加工キャンセル）で加工面定義を元に戻してみてください．

上記処置でも直らない場合はカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

レベル調整用ジャッキハンドルについて

メンテナンスの為にベッドレベルを調整する場合、市販のジャッキハンドルでは厚みが薄いので専用のジャッキハンドルが必要です．
ジャッキハンドルの注文はカスタマーサポートセンターで承っていますので，ご連絡をお願いします．

主軸の性能はこちらをご覧ください

主軸出力/トルク線図

主軸ロードメーターのアナログ出力

ロードメーターの値をアナログ出力する場合は、操作盤についている主軸ロードメーターからアナログ出力できます．
型式：鶴賀電機（株）製　TME-80B
MAX170%位置が10V出力です．
メーター100%位置で5.71V出力，5V出力でﾒｰﾀ85%位置となります．

各種作動油の推奨油種について

油圧ユニットや主軸クーラや各種グリス等の作動は弊社指定の推奨作動油を使用してください．
作動油の名称が変更になっている場合もありますので，こちらを確認ください．
弊社指定の推奨作動油一覧

推奨油以外の作動油の使用可否について不明な場合はカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

オーバーライドスイッチの故障

オーバーライドスイッチが故障した場合、交換が必要です。
スイッチの交換はカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

スリーボンドTB2084

接着剤についてはこちらをご覧ください。
スリーボンドTB2084について

た行

暖機運転の必要性について

MVRシリーズでは機械の停止時間によって暖機運転をするように促す機能が付加されています．
暖気運転には次のような効果があります．

●故障予防
長時間機械を停止していると，潤滑油の油膜が切れ，その状態から一気に稼動させると焼き付き等の故障を引き起こす可能性があります．
その為，ゆっくりと稼働させて潤滑油を行き渡らせます．

●精度を安定させる
暖気運転によって油空圧・潤滑油や冷却油を各部に行き渡らせ，構造体を熱平衡の状態に近づける事ができます．
長時間すれば熱平衡の状態となり，精度が安定する効果も期待できます．

データーサーバーの使用方法について

データーサーバーを利用してプログラムの入出力をする場合は使用方法をまとめておりますのではこちらの資料をご覧ください.
データーサーバの使い方

電気図面はお取り寄せはカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

電源ONするとWINDOWSの画面のままになる

USBメモリーを接続したまま電源を入れるとWINDOWSの画面のままになって画面が切り替わらないことがあります.
一度USBメモリーを抜いてから再度電源を投入してください．
上記処置をしても直らない場合はカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

クロスレール下の蛍光灯をLEDに変更

クロスレールに付いている蛍光灯をLEDに交換場合は、カスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

タップ加工、同期タップについて

同期タップを入れるMコードはM29です。
タッピングサイクルのGコードはG84です。
同期タップ機能はオプション仕様なのでついていなければ機能しません。
ついているかどうかは機械仕様書を確認してください。

な行、は行

熱変位補正機能について

熱変位補正機能はオプション機能を付加したMVRで使用する事が出来ます．
補正の方式がMコードで切り替えられる様になっていますので，用途に応じて使い分けてください．

詳細はこちらに掲載されていますのでご覧ください．

熱変位補正機能について

ラムオイルパンの廃油方法

ラム先端に付いているオイルパンに溜まった油を排出す方法は説明動画をご覧ください。
ラムオイルパンの油排出方法

ハンディー操作盤のバンドについて

バンドはFANUCに部品注文が可能です．FANUCのサービス部門に連絡をお願いします．
もし，保守契約をしている場合にはその旨も伝えてください．

▼部品の注文について

部品・修理の見積・注文についてカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．




▼最寄りのサービス拠点について

日本国内のサービス拠点では、機械や部品の価格、見積、納期、修理やサービス、中古機ご購入時のユーザー登録などについてのお問い合わせなど、承っております。
お近くの支店・営業所までご連絡ください。

国内のサービス拠点

フライス加工とは

フライス加工とは工作物（ワーク）を固定し，工具を回転させながら工作物を削る，切削加工法の１つです．
MVRもフライス加工機です．

軸芯クーラント用のプルスタッドについて

MVRではφ8の穴が開いているプルスタッドを標準としています．
コレットは仕様書に記載されているMAS-1，MAS-2等　規格に合ったものを準備してください．

プログラムの入出力デバイス

搭載されているNC装置のモデルによって使用できるデバイスが異なるので注意してください．

●FANUC-18iシリーズ
RS-232C，コンパクトフラッシュ，イーサネット等が使用出来ます．

●FANUC-31iシリーズ
RS-232C，コンパクトフラッシュ，USB，イーサネット等が使用出来ます．

プログラム変換について

工作機械メーカーによってGコードやMコードが異なります。
NCプログラム変換アプリケーションソフト　G.B.O-converterを使用すると
他社機のNCプログラムをニデックマシンツールの機械でご使用できます。
また、NCプログラムの変換ソフトも市販されていますので，ご紹介させて頂くことが出来ます．
お近くの営業拠点にご連絡をお願いいたします。

▼O8000番台のプログラム編集について

8000番台のプログラムは重要なプログラムなので，万が一消してしまったりしない様にロックが掛かっています．

●O8000番台のプログラムロックについて
NCパラメータNO.3202のNE８を変更することで編集が可能になります．（1=編集禁止、0＝編集可能）
プログラムの編集が終わったらNE8=1にし，再度ロックしてください．




▼O9000番台のプログラム編集について

9000番台のプログラムは重要なプログラムなので，万が一消してしまったりしない様にロックが掛かっています．

●O9000番台のプログラムロックについて
NCパラメータNO.3202のNE9を変更することで編集が可能になります．（1=編集禁止、0＝編集可能）
プログラムの編集が終わったらNE9=1にし，再度ロックしてください．

ま行、ら行、わ行

銘板の場所

機械銘板は、左コラムの後ろ（油圧ユニットの近く）にあります。

メインパネルとは機械の制御盤のことです

▼ライトアングルヘッドの精度調整

ライトアングルヘッドの旋回角度がずれた場合は、資料を参考に調整してください。
ライトアングルヘッドの精度調整




▼ライトアングルヘッドでの軸芯エア吐出について

内部機器の故障を防ぐ為に軸芯仕様のライトアングルヘッドではエアは軸芯から出すことができません。




▼ライトアングルヘッドの手動工具着脱方法

ライトアングルヘッドに工具を手動で取り付ける方法は下記の資料をご覧ください。オプション仕様で油圧を使った工具もご用意しております。
ライトアングルヘッドの手動工具着脱方法

らくらくキャリブレーションについてはサイトで詳しく説明しています。ご覧ください。
webらくらくキャリブレーション

動画はこちらです。

主軸の連続起動時間について

主軸の連続起動時間に制限はありませんが、加工開始時の主軸ロードの値と加工中の
主軸ロード値を確認しながら，異常にロードが高くなった場合は一旦加工を中断してください．

▼ワーク座標系のシステム変数について

システム変数を利用すればワーク座標の値を読み取ったり，値を代入すれば座標セット出来るので便利です．

G53~G59のX,Y,Z,W軸のシステム変数については以下の通りです．
値がセットされているか，ご確認下さい．
また，システム変数等を利用したカスタムマクロのNCスクールもございます．受講ご希望でしたらこちらの案内をご覧ください．
カスタムマクロコース

●G53(共通ワーク原点)
X：#5201
Y：#5202
Z：#5203
W：#5204
●G54
X：#5221
Y：#5222
Z：#5223
W：#5224
●G55
X：#5241
Y：#5242
Z：#5243
W：#5244
●G56
X：#5261
Y：#5262
Z：#5263
W：#5264
●G57
X：#5281
Y：#5282
Z：#5283
W：#5284
●G58
X：#5301
Y：#5302
Z：#5303
W：#5304
●G59
X：#5321
Y：#5322
Z：#5323
W：#5324




▼ワーク座標系をG10を使用して設定する方法

プログラムでワーク座標系の座標値を設定・変更する場合は、プログラマブルデータ入力(G10)を利用して，
プログラムから座標系の座標値を入力する事ができます．

●G54の座標系に機械の絶対値で設定する場合
G90G10L2P1X***Y***Z***W***;
と指令しマス．P（番号）は設定する座標系を表しており，P1?P6(G54?G59)で指令します．

●G54の座標系に機械の相対値で設定する場合
相対値で設定すると現在の設定値に対し，増分した値が設定されます．
G91G10L2P1Z***; と指令します．
なお，相対値指令の場合は，繰り返しプログラムを実行した時，毎回座標設定値が変わる為，注意が必要です．

機能向上

機械の3Dモデルデータは有償で提供しております．
データの注文はカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

DIASCOPEは工作機械のモニタリングシステムです.
DIASCOPEに接続すると、機械の稼働時間や停止時間がご覧いただけます。
また、毎月稼働実績が集計されて、定期レポートが届きます
詳しくはwebサイトをご覧ください

DIASCOPEの概要についてはこちら

DIASCOPEの新規導入やご相談については，営業担当者にご相談ください．

加工精度の悪化についてはカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

機械の精度調整について

精度点検や精度調整についてはカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

機械のメンテナンス方法について

日常点検は機械を長く使用していく上で大切です．
日常点検の方法はリンク先の資料をご覧ください．
日常点検方法

トレーニングスクールの申し込み方法

トレーニングスクールは栗東工場で定期的に開催しており，WEBから申し込みができます．
NCの初級編や門型機コースなどがあるので希望のスクールをお申し込みください．
ベテラン講師陣によるスクールですのでおススメです．
申し込みはこちら

主軸テーパーのセルフ研磨について

回数に制限がありますが，主軸テーパーを研磨して修理する事ができます．
おおよその工期ですが，１軸/日です．主軸とライトアングルヘッドの両方の場合は2軸分なので，2日かかります．
主軸テーパーのセルフ研磨の注文はカスタマーサポートセンターまでご連絡をお願いします．

軸芯クーラントフィルターの洗浄方法

軸芯クーラントのフィルターが目詰まりした場合は洗浄する事でメンテナンスできます．

●軸芯クーラントのフィルターの位置
フィルターは機械右側面にある制御盤の左側にある銀色の筒状の部品が軸芯クーラントのフィルターです．

●軸芯クーラントのフィルター洗浄方法
パーツクリーナーや洗浄油で洗浄後，エアブローすれば洗浄できます．

●交換頻度
フィルタが破損したら交換してください.

詳しい方法は動画をご覧ください．
軸芯クーラントフィルターの洗浄方法

増速スピンドル用の回り止めブロックを追加する場合は、追加する増速スピンドルやライトアングルヘッドのメーカー，
型式を教えて頂ければ弊社でブロックを手配・取付いたします．
お手数ですが，御社の営業担当の方に連絡頂ければお見積りさせて頂きます．

メンテナンスサポート契約について

メンテナンス用部品や精度維持の為の費用はつきものです．
定期的にメンテナンスをお考えであればお得なメンテナンスサポート契約がおススメです．
詳しい情報はこちらご覧ください.
メンテナンスサポート契約

機械のレトロフィットやオーバーホールについて

お客様に工作機械を長くお使いいただけるよう，レトロフィット・オーバーホール（修理）・移設工事の対応をしています．
詳しくはwebサイトをご覧ください．
詳細はこちら